2024年6月21日(金)放送のNHKドキュメント72時間はお隣中国のがん専門病院の裏路地にある貸し台所に密着です！
1年ぶりぐらいの海外で72時間で、今回の舞台は中国です。
日本もがん大国と言われるようになっていますが、中国もがん大国で高度な治療を受けるために、全財産を治療に費やす人たちもいるそうです。
その反面、少しでも治療費に使えるお金を増やすために、貸し台所で料理をして、がん治療をしている家族の元に届けています。
今回のNHK72時間はがん治療に専念する人ではなくて、「貸し台所を利用する人」に密着です。
この記事ではNHK72時間で密着したがん専門病院の裏路地にある貸し台所の名前や場所と利用料金、貸し台所が始まった・広まっていったきっかけや理由をまとめて行こうと思います。
※今回は海外情報が含まれるため、正確な内容でない可能性もあります。ご了承ください※
NHKドキュメント72時間で中国のがん専門病院の裏路地にある貸し台所に密着！
2024年6月21日(金)放送のNHK72時間は「中国 がん専門病院 路地裏の貸し台所」
語り・ナレーション：吹石一恵さん
久しぶりのドキュメント72時間の海外シリーズです。
2023年は情勢が厳しいアフガニスタンで密着を行っていて、あわや72時間にならない？？とヒヤヒヤした回になっていました。
今回はお隣、中国の江西省南昌にあるがん専門病院ではなく、その裏路地にある貸し台所に密着です。
このがん専門病院と貸し台所は2023年にNHKBS1スペシャルで放送されていました。
BS1スペシャルは治療をする人に注目されていたようですが、ドキュメント72時間は「路地裏の貸し台所」を利用する人たちが中心になると思われます。
※今回は海外の情報になるので、正確な情報ではない可能性もありますので、ご了承ください※
スポンサーリンクNHKドキュメント72時間の中国がん専門病院の裏路地の貸し台所の名前は？
※画像引用：NHKプラス
NHK72時間で密着された中国がん専門病院の裏路地の貸し台所(貸し厨房)は
江西省南昌石泉村の「愛心厨房」という貸し調理スペースです。
地元では抗がん厨房とも言われているようです。
ちなみにがん専門病院の名前は「江西省腫瘤医院」
※画像引用：NHKプラス
スポンサーリンクNHKドキュメント72時間の中国がん専門病院の裏路地の貸し台所の場所は？
放送前に調査した情報では江西省南昌石泉村の路上という情報がありあました。
※放送後に詳細が分かれば追記予定です※
NHKドキュメント72時間の中国がん専門病院の裏路地の貸し台所の料金はいくら？
NHK72時間で密着されたがん専門病院の裏路地の貸し台所の利用料金が気になったので、調べてみました。
江西省南昌石泉村の「愛心厨房」の利用料金は食材を持ち込めば日本円で20円～60円程度で調理場所を借りることができるそうです。
※画像引用：NHKプラス
少しでも治療費に充てるために、ここで調理をして入院している家族の元に届けます。
病院食を提供してもらった場合もかなりの自己負担に思うので、「自炊しか勝たん！」状態で家庭の慣れ親しんだ食事を食べることができるのば精神面的にもよさそうですね。
中国がん専門病院の裏路地に貸し台所ができたきっかけ・理由は？
放送前の情報では詳しい病院と貸し台所の場所が特定できなかったので、貸し台所ができたきっかけと理由について調べてみました。
2003年に夫婦で江西省腫瘤医院の近くに朝食の露店を開き、朝食メニュー以外に軽食も売るようになったところ、入院患者の家族も露店に商品を買いに来るようになりました。
ある時、入院患者の家族から店のコンロを使って食べ物を作らせてもらえないか？と相談され、夫婦は快諾したことが貸し台所・貸し厨房が始まったきっかけです。
はじめは数人だったが、病院内で調理ができるというウワサが広がり、コンロを借りに来る人が増えて行きました。
はじめはコンロの数は4、5台だったが、調理に来る人が増えたので、今ではコンロは20台ほどになり、多いときでは200人ぐらいがこの貸し台所を利用しています。
貸し台所が広まった要因・背景に中国の保険制度
貸し台所が広まった要因に中国は公的医療制度の整備が遅れているという背景があります。
中国でがん治療をする場合の自己負担の金額は平均年収の5倍
日本と制度が違うので、簡単に比較はできませんが、日本のように収入の範囲やがん保険を使いながらというがん治療は難しいことは確実だと思います。
がん治療のために長年働いて貯めてきた貯金や財産を全額投資して、その上でさらに治療のために借金を重ねて治療費を捻出している人たちがたくさんいます。
貯金などで賄える人もいれば、そもそもの治療費すら捻出できず、命を諦めるがん患者さんも大勢いるそうです。
中国の富裕層と言われる人ですら、事業を売却して、家族のがん治療費を工面するぐらいのようです。
治療費だけでも必死な状態なので、病院食を付けてもらうとなったら、治療どころではないのは想像しただけでも血の気が引いてしまいます。
少しでも、今あるお金を治療費に回すことを考えたときに、この貸し台所が広まって、大きくなった理由は納得な気がします。
スポンサーリンクNHKドキュメント72時間 中国がん専門病院裏路地の貸し台所の場所と名前や料金は？やきっかけ理由は？のまとめ
日本の皆保険制度に慣れているせいか、ありがたい環境で医療を利用できていると思いました。
・NHKドキュメント72時間で中国のがん専門病院の路地裏の貸し台所に密着
・2023年にBS1スペシャルで治療する患者さん側を中心に特集されていたが、72時間では貸し台所を中心に密着
・貸し台所(貸し厨房)の名前は「愛心厨房」や「抗がん厨房」と言われている
・場所の詳細は不明だが、江西省南昌石泉村のがん専門病院近くの路上
・貸し台所が広まった理由は中国の保険制度が背景にある
・中国の保険制度でがん治療をすると自己負担額は平均年収の約5倍の治療費がかかる
・治療費捻出のために、富裕層と言われる人でも事業を売却して家族のがん治療に費用を充てる
何にせよ、健康がいちばんですね。
