武藤敬司(プロレスラー)の引退理由と最後の試合はいつ？今後の活動や仕事は？

プロレス界にとっては衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。
プロレスラーの武藤敬司さんが現役引退をするということを発表されました。

武藤敬司さんは「プロレスはゴールのないマラソン」公言しており、度重なるケガや手術を繰り返しても引退はしないということでも有名です。

一部のファンの間では「引退なのでは？」というウワサも広まっていましたが、ついにそのことが現実になってしまったようです。

武藤敬司さんはグレート・ムタとしても活躍したプロレスラーでプロレスを語るうえではなくてはならない存在のプロレス選手です。

今回はプロレスラー武藤敬司さんの引退理由や引退試合（ラストマッチ）、引退日がいつなのか？
また、引退後の仕事や活動についてチェックしていきたいと思います。

プロレスラー武藤敬司さんが現役引退

2022年6月12日(日)にさいたまスーパーアリーナでＤＤＴ、プロレスリング・ノア、東京女子、ガンバレ☆プロレスを運営するサイバーファイトが年に１度の祭典「サイバーファイトフェスティバル」で開催されました。
試合終了後にプロレスラーの武藤敬司さん(グレート・ムタ)がリング上に上がり、現役引退発表を発表しました。

武藤敬司から大切なご報告

【速報】武藤敬司引退

武藤「かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します」

ただいまWRESTLE UNIVERSEで独占生中継！https://t.co/NLRMzmiAEm#noah_ghc #cffes2022 pic.twitter.com/AynhlGRixf

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) June 12, 2022

スポンサーリンク

プロレスラー武藤敬司さんプロフィール

※引用：ノア公式サイト

小学校の頃にドラマ「柔道一直線」を見て、柔道を習いはじめています。
中学3年で柔道の初段黒帯、高校では国体に出場の経験があります。
高校卒業後は東北柔道専門学校(現・学校法人東北柔専 仙台接骨医療専門学校)に進学して、柔道整復師の免許を取得されています。
また、柔道では全日本強化指定選手にも選出されてるほどの実力の持ち主です。

プロレスラーの道に進むきっかけは1984年に新日本プロレスの選手が利用していた接骨院で勤務していた専門学校の先輩から新日本プロレスを紹介されて、21歳のときに入門しています。

スポンサーリンク

プロレスラー武藤敬司さんの現役引退理由は？

※引用：プロレス格闘技DX

プロレスラーとして30年以上活躍するなかで武藤敬司さん(グレート・ムタ)の膝は奇形をしてきて支障が出ていました。
2022年の元旦の試合は股関節に違和感を感じながら、痛み止めの注射を打ちながらも試合に望んでしました。
その後、2022年2月に緊急会見を開き、「左股関節唇損傷」のため、長期欠場し、GHCタッグ王者の座を返上しています。

2022年5月14日の大田区総合体育館の試合で復帰していましたが、引退をほのめかすようなコメントを残して、ファンにも「引退では？」というウワサが広まり始めていました。

引退を決断した理由を「股関節がヒザと同様、奇形してきてこのまま続けててもいずれは股関節自体を人工関節にしなきゃいけない。人工関節を股関節にした時点でもうプロレスはできない、どの道。だから遅かれ早かれという中で」と明かした。

　その上で「本当はプロレスやりたいよ。続けていきたい、本当は。だけどある意味、ドクターストップというか、本当に断腸の思いというか…まだやりたいこともいっぱいあると思うし、決断した以上は引退しますよ」と明かした。

引用：スポーツ報知

武藤敬司さんのプロレスラー引退理由は長い間プロレスラーとして酷使してきたヒザや股関節の不調が一番大きな要因です。
また、思うように決め技が決まらないなど、ご本人も満足のいくような試合ができていないということや日常生活にも支障が出てきていること理由に挙げられそうです。
そして、既にヒザの手術もしていて、長距離移動は車いすをしようすることもある状態です。
そのうえで、『将来的に股関節を人工関節にしなければいけない』とコメントをしているので、本当に武藤敬司さんが思うように動けなくなる前に本格的にドクターストップがかかったのではないでしょうか？

プロレスで酷使続けてきた、膝が限界の限界に達していたことに加え、2022年に入ってからの股関節の不調が引退を決定的にしたと思います。

スポンサードリンク

武藤敬司さんの引退理由となった「股関節唇損傷」とは？

武藤敬司さんの引退を決定づけた「股関節唇損傷（こかんせつしん損傷）」とはどのような病気なのでしょうか？

股関節唇とは股関節の臼蓋（お椀のような形の受け皿）の縁に取り巻いて付着している、リング状の軟骨でできた構造です。繊維性軟骨と結合組織でできており、大腿骨頭を包み込んでいます。股関節はボールとソケット（受け皿）とで成り立っているのですが、ボールにあたる大腿骨頭をつつむソケットの部分に、この股関節唇という軟骨組織が取り囲んでおり、股関節の安定化や荷重分散の役割を果たしています。この股関節唇に損傷が起こるとこれらの機能に障害が出るため関節の安定性が低下し、変形性関節症が進行する原因になると考えられています。

ゴルフやサッカー、バレエ、ランニング、ソフトボールなどのスポーツが原因で生じることもあります。また、先天的に股関節の小さな臼蓋低形成においても生じやすくなります。また、交通事故や転倒、落下、あるいはコンタクトスポーツなどの衝撃でも生じるとされています。

治療はリハビリや注射などの治療から始めることが一般的です。それでも改善しない場合は、手術も行われることがあります。

引用：慢性痛治療の専門医による痛みと身体のQ＆A

スポーツなどによる股関節の使いすぎや骨盤の形態異常によって股関節に痛みが出る病気です。
約15年ほど前にスイスの医師の間で提唱され、日本でも診断技術が上がったことで今まで原因不明とされていた股関節の痛みが診断できるようになった結果、正しく診断名が付けられるようになったそうです。

同じ病気でお笑い芸人の松本人志さんや歌手のレディー・ガガさんが手術されています。

スポンサーリンク

プロレスラー武藤敬司さんの引退後の活動や仕事はどうなる？

ファンとしては引退後はゆっくり体を休めることを優先していただきたいと思います。
股関節やヒザの状態によっては引退後、仕事より先に人工関節への手術や治療が優先される可能性は非常に高そうです。
股関節を人工関節に置き換える手術をしてしまうと、正常な股関節の方と同じように足を開いたり、上げたりといった動きができなくなります。
そのため、限られた範囲でしか足を動かせなくなるため、場合によっては移動のときは車いすが必ず必要になることや介助者が必要、骨盤を固定する装具が必要になるケースもあります。
長い間、体を酷使されてきたので、最善の選択をして元気な姿をいつまでも見せてほしいです。

「いつ調子が悪い股関節を人工関節に交換する手術するかどうか？」が武藤敬司さんの引退後の活動や仕事に影響することは間違いないと思います。

プロレスラーとしての現役が長かったので、新たな後輩育成のための事業の主催や試合のプロデュース、試合の実況中継のコメンテーターはありそうですね。
しかし、大胆に体を使う活動や仕事はかなりの制限がかかることが予想できます。

また、過去にテレビのバラエティー番組にも出演されていたりするので、スポーツ番組にテレビ出演などファンのみなさんを楽しませる方向も考えられそうです。

とにかく、武藤敬司さんご自身の体に無理のない範囲で活動や仕事をしていっていただきたいですね。

スポンサードリンク

プロレスラー武藤敬司さんの最後の試合(引退試合)はいつ？

プロレスファンの方にとっては数多くの偉業を遂げてきた武藤敬司さん(グレート・ムタ)の最後の試合(ラストマッチ)は見たいのはないでしょうか？

引退ロードは「ただいつ何時、どのようにってのは決まっていない。まだ何試合をやるということも…。やめるということだけ決断して。まだその過程はいつ何時、どこでどういうふうにって今、ノアと相談しながら、おいおい発表していきたいと思います」

引用：スポーツ報知

引退発表時点ではあと数試合は出場することを武藤敬司さんは公言していました。
2022年6月の段階では具体的な試合日程や引退ルートは決まってないようです。

武藤敬司さんは12月23日がお誕生日なので、還暦のお祝いと合わせてに2022年内の引退試合の可能性もありそうです。

また、引退試合となるラストマッチの相手も発表されていません。

詳しいことが分かり次第、内容追記したいと思います。

実際の引退日はいつ？

2022年6月12日に引退を発表したときは「来春(2023年の春)」までには引退と発言されています。

そのため、現時点では具体的な引退日は決定していません。

2022年内で引退試合(ラストマッチ)を開催して引退の可能性もありえます。
また、2023年の年明けに引退試合を経て引退、もしくは2023年3月もしくは4月までには完全に引退されるのではないかと思います。

プロレスラーとして30年以上活躍されていたので、引退試合以外にもイベントの開催も考えられそうです。

こちらも詳細が分かり次第、追記したいと思います。

スポンサードリンク

武藤敬司(プロレスラー)の引退理由と最後の試合はいつ？今後の活動や仕事は？のまとめ

プロレスファンには衝撃的なニュースだったのではないでしょうか？
誰でも生涯現役を貫きたい気持ちは一緒だと思います。
今回の武藤敬司さん(グレート・ムタ)の引退発表でSNSのファン投稿で『生涯現役を貫くには体がもたなかったか』『膝が限界の限界を超えたかな』とありました。

・プロレスラーの武藤敬司さん(グレート・ムタ)が限界引退を発表
・プロレスラーとして30年以上活躍
・2022年始の試合後に「左股関節唇損傷」のと診断、治療のため長期欠場していた
・2022年5月に試合復帰するも、本人から引退をにおわせるような発言からファンの間で「引退？」というウワサが出ていた
・引退後の活動や仕事は股関節の治療、手術が優先になりそうな予想
・引退試合(ラストマッチ)の相手、日程は未定
・武藤敬司さんの誕生日である12月23日に還暦セレモニーとして引退試合が開催されそう

武藤敬司さん（グレート・ムタ）の引退試合や引退に関するスケジュールは決定していないことばかりです。
無理がないように引退試合やラストマッチに望んで、カッコよく現役引退していただきたいです。

新しい情報が分かり次第、情報更新予定です。