2025年10月10日(水)放送のNHKドキュメント72時間は鹿児島県の金の鉱山に密着です!
日本で金の鉱山といえば、土肥金山や佐渡金山などが有名です。
今回、NHK72時間で密着された金の鉱山は現在進行形かつ、日本で唯一、今でも金が採掘されるという貴重な鉱山だそうです。
鉱山は昔のものと思っている人も多いのではないでしょうか?
この記事ではNHK72時間で密着された鹿児島の金の鉱山の名前やロケ地場所、地図、鉱山の見学や観光ができるか、砂金の購入はできるかなどをまとめて行きたいと思います!
ドキュメント72時間で密着された鹿児島・金の鉱山のことが気になる方は最後までチェックしてみてくださいね!
NHKドキュメント72時間で鹿児島・金の鉱山に密着!
2025年10月10日(水)放送のNHK72時間は「鹿児島 金の鉱山 この山に生きる」
語り・ナレーター:石橋静河さん
今週10/10(金)夜10:00#ドキュメント72時間
鹿児島 金の鉱山⛰️この山に生きる日本でただひとつ稼働中の金の鉱山・菱刈鉱山。知られざる発掘現場に向かったのは佐藤D。全員、作業着&安全靴着用で潜入。どんな世界が待ち受けているのでしょうか🪙ご安全に! pic.twitter.com/AS4fiKWomT
— ドキュメント72時間 (@nhk_72HR) October 7, 2025
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NHKドキュメント72時間で密着されたで鹿児島・金の鉱山の名前は?
NHK72時間で密着された金の鉱山の名前が気になったので、調べてみました。
密着された金の鉱山の名前は、、、
菱刈鉱山
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菱刈鉱山は日本で唯一商業規模で金が採掘できる鉱山です。
ちなみに読み方は「ひしかりこうざん」
菱刈鉱山ってどんな鉱山?
菱刈鉱山は日本に数多くあった金山の中で、最後まで生き残り、今も現役で金を掘り続けている鉱山です。
その特徴は、なんといっても金の品質(品位)の高さ!
世界中の金山の平均と比べても、なんと約10倍も高い金を含んでいると言われています。
これは「奇跡の金山」って呼ばれるほどすごいことだそう。
1985年に本格的な採掘が始まって以来、短い期間で日本で有名な佐渡金山が400年弱で採った金の何倍もの量を掘り出しているんだから、その凄さがわかります。
鉱山の地下はまるで巨大な迷路のようになっていて、総延長100km以上もあるトンネルが張り巡らされています。
そこでは最新の技術を使って安全に採掘が進められています。
また、採掘の時に約65℃の熱い温泉水が湧き出てくるのも特徴のひとつです。
この温泉水は、パイプラインを通って、近くにある湯之尾温泉(ゆのおおんせん)にも供給されていて、地元の人にとって癒やしの温泉になっているみたいです。
菱刈鉱山が発見されたきっかけは?
NHK72時間で密着された鹿児島の金の鉱山「菱刈鉱山」は採掘を始めてから約40年ほどです。
昔から菱刈鉱山がある地域は『金が取れるらしい』と言われていた場所でした。
菱刈鉱山発見されたエピソードその1:江戸時代から続く「夢」
実は、菱刈の町では江戸時代から「この辺りでは金が採れるらしいぞ」と言われていて、小さな試掘(試し掘り)はされてきていました。
しかし、大きな金山にはならず、いつしか「もう金はないだろう」と思われていました。
菱刈鉱山発見されたエピソードその2:科学的な調査で見つけられた
しかし、1960年代に入って、国の機関(今のJOGMECにあたる機関)が「科学の力で、まだ見ぬ金脈を見つけよう!」と、最新の技術を使った調査を始めました。
目に見えない地下の様子を調べるために、「物理探査」という、重力や電気の通りやすさを測る方法が使われました。
そして、ある特定の場所で「ここに何か異常があるぞ!」という結果が出ました。
さらに面白いエピソードとして、その場所のヤブムラサキという植物を調べてみたら、なんと金の含有量が異常に高かったらしいです。
植物が教えてくれた金脈のヒントだったのかもしれません。
菱刈鉱山発見されたエピソードその3:1981年、奇跡のボーリング!
こうして「怪しい」とされた場所に、調査のためのボーリング(地面に深い穴を掘ること)が実施されたのが、1981年(昭和56年)のことでした。
すると、地下深くで、とんでもなく高品位な金鉱脈に当たりました。
この鉱脈は、地質学的には「金はない」とされていた古い地層(四万十累層群っていう難しい名前の地層)の中に見つかったそう。
だから、これは「金山史上稀に見る発見」として、奇跡の金鉱山と呼ばれるようになりました。
この発見が閉山の危機にあった日本の鉱業の歴史を救い、1985年からの操業開始へと繋がって行きました。
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NHKドキュメント72時間で密着された鹿児島・金の鉱山「菱刈鉱山」の所有者はだれ?
NHK72時間で密着された鹿児島の菱刈鉱山の所有者がだれなのか気になったので、調べてみました。
菱刈鉱山周辺の所有者は住友金属鉱山株式会社
この菱刈鉱山を開発、操業しています。
商業規模で金の採掘をしているので、個人ではなく、住友金属鉱山株式会社が所有しているという形です。
NHKドキュメント72時間で密着された鹿児島・金の鉱山のロケ地場所と地図は?
NHK72時間で密着された鹿児島・金の鉱山「菱刈鉱山」のロケ地場所が気になったの調べてみました。
菱刈鉱山があるのは鹿児島県伊佐市(いさし)の菱刈地区です。
鹿児島県の北東部、熊本県との県境近くに位置して、周りは田んぼが広がるのどかな風景で、その中に鉱山の入り口があるそうです。
〒895-2701
鹿児島県伊佐市菱刈前目3844
NHKドキュメント72時間で密着された鹿児島・金の鉱山「菱刈鉱山」は見学や観光はできる?
NHK72時間で密着された鹿児島・金の鉱山「菱刈鉱山」に見学や観光ができるかを調べてみました。
あの巨大な地下の世界が気になる!ところですが、残念ながら菱刈鉱山は一般の見学や観光はできません。
その理由は今も現役で採掘作業が続けられていること、住友金属鉱山株式会社の私有地であることや安全上の理由や鉱山という機密性の高い場所ということで公開されていません。
観光できる土肥金山など「過去の金山」との大きな違いは?
観光スポットとして有名な土肥金山や佐渡金山などは、かつて日本を支えた歴史的な金山で、今はその当時の様子を伝えるために、観光施設として公開されています。
それに対して、菱刈鉱山は「未来」の金山!
最新の技術で、まさに今も金を生み出している「現役の工場」なので、どうしても立ち入りは制限されてしまいます。
金鉱山がもたらした「黄金の温泉」
ただ、菱刈鉱山は採掘の時に大量の温泉水が湧き出します。
これは単なる「お湯」ではなく、このお湯が近くの湯之尾温泉にパイプラインで引かれて地域の温泉として利用されています。
湯之尾温泉は昔からありましたが、一時的に源泉が枯渇してしまったことがありました。その危機を救ったのが、金鉱山の「副産物」である温泉水です。金山が地域にもたらした、とっても温かい贈り物ですね。
NHKドキュメント72時間で密着された鹿児島・金の鉱山「菱刈鉱山」の金や砂金は購入できる?
NHK72時間で密着された鹿児島・金の鉱山「菱刈鉱山」の金や砂金が購入できるかを調べてみました。
住友金属鉱山株式会社から直接購入はできないようですが、菱刈鉱山がある鹿児島県伊佐市のふるさと納税の返礼品として菱刈鉱山の金鉱石がありました。
金鉱石は金になる前の石で実際に金が含まれている量はミクロン単位ですが、貴重
な石なので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
また、砂金については周辺の川で見つけられるエリアがあるそうです。
こちらも安全や周囲に配慮をしながらチェックしてみるのも良いかもしれません。
【NHKドキュメント72時間】鹿児島・菱刈鉱山の見学や観光は?砂金の購入はできる?のまとめ
鉱山で金が採れるのはもう、遠い過去のことかと思っていましたが、まだ現役で採掘できる鉱山あることに驚きでした。
・NHKドキュメント72時間で鹿児島県の金の鉱山に密着!
・鉱山の名前は「菱刈鉱山」
・日本で唯一、現役で金が採掘できる
・見学や観光はできないが、近くに温泉がある
・菱刈鉱山で採掘された金は購入はできない