【新プロジェクトX】島根隠岐島海士町 破綻寸前からの総力戦の感想とあらすじネタバレや登場人物は?
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【新プロジェクトX】島根隠岐島海士町 破綻寸前からの総力戦の感想とあらすじネタバレや登場人物は?

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【新プロジェクトX】島根隠岐島海士町 破綻寸前からの総力戦の感想とあらすじネタバレや登場人物は? NHK新プロジェクトX

2024年5月25日(土)の新プロジェクトXは島根県隠岐島の破綻寸前からの総力戦です。

日本全国で過疎の問題は課題中の課題になっていますが、今回の新プロジェクトXで紹介された島根県隠岐島の海士町(あまちょう)は過疎に加えて、財政破綻寸前、町の事業も崩壊寸前という状況まで追い込まれていました。

そこで幼なじみ3人と町長が中心となり、やがて改革が町全体に広がって総力戦になっていったという物語です。

この記事では新プロジェクトXの島根隠岐島海士町 破綻寸前からの総力戦の登場人物やあらすじやネタバレと感想、海士町の特産物をまとめていきたと思います!

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新プロジェクトXで島根県隠岐 海士町の財政破綻寸前からの復活物語

2024年5月25日(土)の新プロジェクトXは「隠岐 島に希望を取り戻せ ~破綻寸前からの総力戦~」

過疎、財政破綻、島の産業、さらには島唯一の高校が統廃合の危機という次から次へと危機が押し寄せていた海士町が財政再建に向けて取り組んでいく流れが見どころです。

島根県 隠岐諸島の海士町とは?

隠岐諸島の町ひとつ海士町(あまちょう)は松江からフェリーで約4時間の中ノ島にある町です。
イカや牡蠣など豊富な海の幸が採れる島で人口は約2300人

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隠岐 島に希望を取り戻せ ~破綻寸前からの総力戦~の概要

【新プロジェクトX】島根隠岐島海士町 破綻寸前からの総力戦の感想とあらすじネタバレや登場人物は?

町の人口が急激に減っていく。今から20年前、島根の離島・海士町は、深刻な過疎に直面した。返済のめどが立たない102億円の借金も抱え、町の財政は破綻寸前。そのとき、「島の未来を守ろう」と立ち上がったのは、元営業マンの町長。自ら給与をカットし、改革に乗り出した。その思いに役場職員と町民が続いた。地元の高校をよみがえらせ、新たな産業を生み出し、活気を取り戻した。島の存続を賭けた、総力戦での逆転劇。
※引用:新プロジェクトX公式サイト

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新プロジェクトXの島根県隠岐 海士町の破綻寸前からの総力戦の登場人物


海士町財政課:吉本操さん


海士町土木課:大江和彦さん


海士町土木課:奥田和司さん


海士町一般職職員:松前一孝さん


海士町元町長:山内道雄さん
※2024年1月に亡くなった


旅館業:宇野貴恵さん


島の高校改革に関わった:岩本悠さん


島に戻ってきた人:阿部裕志さん

※幼なじみとして紹介されいたのは吉本操さん、大江和彦さん、奥田和司さんの3人

スタジオゲスト


財政課:吉本操さん、土木課:奥田和司さん

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新プロジェクトXの島根県隠岐 海士町の破綻寸前からの総力戦のあらすじネタバレ

新プロジェクトX 隠岐 島に希望を取り戻せ ~破綻寸前からの総力戦~のあらすじを箇条書きですが、ピックアップしてみました!

1980年代の好景気で建設業に活気、島の産業衰退

・日本全体が好景気に湧く1980年代
・海士町も好景気の恩恵を受けて、公共事業が盛んで、国からの補助金も潤沢にあった
・島の住民からも公共事業への要望が多かった
・公共事業で建設業が盛んになり、島を支えていた産業の漁業や農業よりも安定した建設業に転職する人が増加
→背景に魚を本土まで運んでも鮮度が落ちて、買い手がつかなくなっていた
→特産の島みかんも運搬費がかかるようになり、稼ぎにならなくなっていた
・大阪の大学から長男だからという理由で島に戻ってきた吉本操さんは実家が漁師で漁師以外の安定した職業ということで役場に就職、財政課に配属されていた

バブルが弾けても公共事業に投資し、借金が102億円に膨らむ

・バブルが弾けた影響は隠岐にも到来し、国からの公共事業への補助金は減っていた
・工事を止めると雇用が守れないため、なにか工事する場所などを探し、借金をして工事を続けていた
・1999年吉本操さんが異動で財政課に戻ってきたときには借金が102億円にまで膨れ上がって、財政破綻の危機
・町の収入が35億に対して、支質は52億、さらに借金返済は10億円という状態
・原因のほとんどは土木課の公共事業への投資
・この状況に危機感を持った職員はごく一部で「のぼせている」と周りはひややか

新しい町長就任

・2002年に新しい町長、山内道雄さんが就任
・高校卒業後に島を出て、民間企業の営業職として働いてきたが、母親の介護のために島に戻ってきた
・山内さんの父親はお菓子屋をやっていたが目が見えなかった、実家は貧しく、修学旅行にも行けなかったが、島の人たちは優しく、海に潜って採れなければ、分けてもらえる、周りが支え合う仕組みができていた「支え合う人情が宝」
・町民と気さくに触れ合う異色の町長とも言われた
・島に恩返しがしたいと町長になり、2008年まで16年間の任期を努めた
・島を守るアイディアは何でもやるという考え、精神で口ぐせは「責任は取る」
・島を潰さないという想いは人一倍強かった

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海士町の財政再建への道が始まる

・町役場での改革が始まるが、困難なもので、連日、再生の立て直し策が話し合われていた
・このまま行けば、2008年には財政破綻が見えている、財政破綻すると国の管理下になり、町民サービスが行うことができなくなる可能もある
・唯一の回避策は管理職の給与カット案で一般職員はカットしないという条件
・町長の山内さんに管理職の給与カットを伝えるとまずは町長の給与を50%カットしてくれという申し出
・最終的に管理職13人全員が給与カットに応じ、その後、一般職で作る組合からも賃下げ要求が出た
→最終的に職員の給与カットは2億円に

島の資源を活かした産業づくりが島民の総力戦に

・職員の給与カットだけでは先が見えないため、公共事業に代わる島の産業を作ることが求められた
・山内町長に新たな島の産業づくりを作ることを任されたのは土木課の奥田さん
・島の特産品は天然の白イカや丁寧に養殖をした岩牡蠣などの海産物
・新鮮なまま届けるには急速冷凍の施設や設備が必要。しかし、資金が5億かかることが判明し、断念しようとしたところで、山内町長は第三セクターを作り、資金調達をすると言って、海産物の事業開始
・海産物を新鮮なまま届ける設備ができて売れる状態になり、営業するも「役人仕事」と跳ねられて、バイヤーさんに相手にしてもらえず
・みかねた営業マンの山内町長が奥田さんを営業に連れ出した
・島に来たバイヤーさんたちを奥田さんの家族が地元の味付けなどでもてなす努力
・少しずつ島の海産物が売れるようになり、島の主婦や料理上手な人たちが力を合わせて、島にしかない味で商品開発
・知らないうちに島民の総力戦で島の海産物が売れるように努力していた
・漁業から離れていた人も漁業に復帰や若い世代も漁業の担い手が出てきた
・海産物事業は5年目で利益が出るようになった

島唯一の高校改革

・2006年島唯一の高校の新入生が35人に減少
・2クラスあったのが1クラスになり、統廃合の危機
・島に高校がなくなると若い人たちが住めなくなる危機に
・サラリーマンをしながら、途上国に学校を建設した経験がある岩本悠さんが島の中学に公演に来ていたところを財政課の吉本さんが飲みの席で島の高校改革のための人材としてスカウト
・淡い期待で岩本悠さんをスカウトしてた4ヶ月後に岩本悠さんが海士町に移住決定
・島留学という改革で寮に住みながら、島の暮らしを体験できる高校改革を進めていった
・島留学中の親代わりとなる島親の募集は隣の島からも応募があった
・初年度の島留学の人数は8人、翌年は12人に増えた

財政破綻寸前の危機から脱出し、財政改革から22年が過ぎた

・財政再建中の新聞の報道では役場職員の給与は国内最低限水準と報じられるほど
・役場の人が本気になるほど、町民にも熱意が伝わっていった
・役場に預金通帳を持ってきて「町の役に立ててほしい」「ゲートボールの補助金を返したい」「バスの料金を値上げしていい」という声が相次いだ
・なんとか財政破綻などの危機からは脱出し、漁師をやりたいと言う移住者も増えた
・移住者の合計は750人
・町全体が活気づいている

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新プロジェクトXの島根県隠岐 海士町の破綻寸前からの総力戦の感想

SNSにUPされていた新プロジェクトXの「隠岐 島に希望を取り戻せ ~破綻寸前からの総力戦~」の感想をピックアップしてみました!

感動した 給与カットなんて並大抵の覚悟じゃできんやろしそれに部下が続くのもすげえ 人望厚かったんやろな

※引用:X

 

遅ればせながらいま視聴。自治体主体で復活。素晴らしい。こういう小さくても無名でも、ピカイチな事例をどんどん取り上げてほしい。 ぜひ現地に行ってみたい。九州からは遠いな・・・
※引用:X

 

感動、感動、涙涙涙、どうか全世界の人達から観てほしいです。 トップたるもの、上司たるものの姿勢。思いやり、熱意、人々が失いかけている大切なものがここにある。素晴らしい番組です。
※引用:X

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新プロジェクトXの島根県隠岐 海士町の海産物

海の幸が豊かな島根県隠岐諸島 海士町の海産物はふるさと納税でお寄り寄せすることができます!


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【新プロジェクトX】島根隠岐島海士町 破綻寸前からの総力戦の感想とあらすじネタバレや登場人物は?まとめ

山陰に旅行に行ったときに隠岐諸島も気になっていたので、旅行計画するときは隠岐諸島や海士町も検討してみたいと思いました。

・新プロジェクトXで隠岐諸島 海士町の財政再建の物語
・財政破綻の要因は1980年代の公共事業でバブルが弾けたあとも借金をしてなんとか公共事業を継続していた
・結果、町の収入35億に対して、支出は52億、借金返済10億円も含まれている状況で借金総額は102億円に
・2002年に地元出身の山内町長が就任し、財政再建が始まる
・山内町長は元民間の営業マンで母親の介護をきっかけに海士町に戻ってきていて、地元に恩返しをしたいと町長に
・2003年の時点で策を打たなければ、2008年には財政破綻が見えていた
・策は職員の給与カットしか浮かばなかった
・山内町長は自らの給与を50%カット、管理職も給与カットに応じ、さらに一般職からも賃下げ要求
・役場職員が頑張っていると町民が預金通帳などを持ってやってきて、町の足しにならないか?など相談に来るように
・公共事業に代わる地元の産業を作ることが要求された
・豊かな海産物を急速冷凍して出荷するための施設に5億円かかることが判明
・財政難のなか第三セクターを立ち上げて、海産物の急速冷凍の施設を建設
・海産物事業の収益が出たのは事業立ち上げから5年後
・財政破綻だけではなく、町唯一の高校も統廃合の危機に
・島留学のプロジェクトで高校改革
・2024年時点で財政再建から22年経過し、移住者や漁業をやりたいと言って来る人が増えている

美談にも聞こえてしまう事例ですが、役場職員をはじめ、島の人たちが努力をした結果だと思います。

 

 

 

 

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